TRUSSROD BOWLING STAKES の歩み

2002年10月、この大会はスタートしました。記念すべき第一回目は、殆どの人（私も含め）がハウスボール、ハウスシューズでの参加でした。ハンディーキャップもいいかげんで、2ゲーム制。会社とかでよくあるレクリエーション的なものでした。正直言って続けて行く意思など全く無く、と言うよりも私自身全く興味が無かったので、この企画も多分今回限りだと思っていました。
しかし、その大会の打ち上げでお客さんからマイボール（中古）を貰える事になり、取り敢えず第2回大会が行われる事が決定的になると同時に戸惑いを感じた事を覚えています。翌月、殆ど練習もせず参加した私でしたが、結果は一回目と同じスコア。（アベ120p位だったと思いますが….）「なんだよ！マイボールにしたって変わんねーじゃんか！」と自分自身を自ら罵倒しました。
お客さん達との親睦も含め、楽しくやろうと思っていたのにこれじゃ自分自身が楽しめない。しかもマイボールに対して過剰に期待をしていた事にも反省しました。　それからというもの、練習に練習を重ね、ボウリングの教則本を読み、しまいにはセンター（ボウリング場）の会員になり…..要するにハマった訳で………。
こうしてこの大会を続けて行こうかどうかという意思は強い意志に変わったのです。
そして第3回大会から3ゲーム制になり、しっかりデータも採り始め、第15回大会からはハンディーキャップ制度も確立し、1ピン単位で優勝を争える大会に…現在はマイボール、マイシューズ率95％を誇る、センターにも顔の月例会に進化しています。これもボウリングに興味が無かった私をハメた諸先輩方や、良きライバル、それにハマった後も指導して頂いているセンターの支配人や他のプロの方々に本当に感謝しています。
これからもこの大会は、ボウリングを通じてお客さん同士の親睦を第一に考え、頑張って練習している選手達のレベルアップの発表場であり続けたいと願っています。